キンキ。

ジャニーズじゃなくて。
冬の味覚のひとつの、アレ。目ヂカラ勝負(?)の赤い高級魚。

急にキンキが食べたくて食べたくて、友達にメールした。
『無性にキンキ食いてぇ!!でも高いよなー。あー食いたい!』
『キンキうまいよねー。私も好き。でも気軽に食べれないよね』
ヤツは高い。ほんと高い。丸々一匹を食そうものなら、リーズナブルなお店でも炙り焼きで2000~3000円はするはずだ。一般のスーパーで売られているものだって一匹1000円以上するだろう。

そこで友達の一言。
『ちょっと豪華な忘年会のコースとかにすれば手が出そうじゃない?』
私の“キンキ熱”に巻き込まれた割にはノリノリの親友A。
『おーいいねぇ!さっそくメンバーを募ろう!!いつもの面々でいいよね?』
そしてその日のうちにメールは送られる。

いつもの面々…ってのはシドニーで出会ったワーホリ仲間の、札幌在住のヤツら。しょっちゅう会うヒトもいれば1年に2~3回くらいしか会わないヒトもいる。初めて会った時は、一番年下で19歳、一番上は26歳。案外近い世代だったせいもあって今も仲が良い。

そして“忘年会”という名の“キンキの会”の計画は進む。

しかしコースにしても高い高い。どんなに安くしようとしても5000円平均。ありえねぇ。でも、他の具材に騙されるであろう“キンキ鍋コース(ちょっと安い)”はイヤ。

さんざん悩んだ挙句、結局5000円のコースに決める。たまには贅沢な忘年会にしようということで皆も快く了解してくれたし。しかし飲み放題でもないのに5000円。個人の忘年会では今までの最高金額の予算。お店はホットペッパーにも出ていない、普段は縁のなさそうな和食料理店。

たしかに豪華なコースでしたよ。ええ。(貝類を一切口にしない私は事前にちゃっかりと他のものに替えてもらうリクエストをしたんだケド。)

1.生牡蠣
2.蟹のお吸い物
3.お造り
4.鮭の田楽焼き
5.キンキの煮物
6.かすべの煮こごり
7.タチの天ぷら
8.ウニとイクラの2色丼
9.デザート(朱肉メロン)

おいしかったんだけどさー…ちっちゃかったよ、キンキ…。
それはもう、あまりの驚きに無言になるほど小さかった。ガッカリだよ。野菜と一緒に上品かつ美しく、まるで懐石料理みたいに出てきたわけだ。私は野蛮人だから当然、不満。結局、7人という大人数を活かして、別に1品キンキ(丸々1匹のから揚げ→2500円也!)を頼んで食べた。

そういえば変わったものを食べた。おまかせで1品サービスしてくれることになっていて、出されたものはチーズ。それも鰹の内臓の塩辛(“しゅかん”とかいってたな)を使ったオリジナルのチーズだそうで。見た目は2~3cmくらいの角切りにされた、ごく普通のチーズ。それが3個、プレッツェルみたいなのと一緒に小鉢に盛られてきた。おそるおそる食べてみると(臓物系は大の苦手なのでね)ちょっと塩気の強いクリームチーズって感じで、美味しかった。ビールが進む味だなあれは。

食べることに夢中で写メ撮るのをすっかり忘れてたことが悔やまれる。
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by musta-kahvi | 2005-12-13 15:11 | その他のコト
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